ワンエクロゴ

2024→2025 年越しトカラクルーズ~ワンエク航海記~

皆さま、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

年末年始、ワンエクは7日間のロングクルーズを開催、7名のゲストの皆さまと一緒に、トカラで過ごしていました。

ブリーフィングでお伝えしたのは、

「この旅の全てを面白がりましょう」

人ができる部分には常に全力を尽すのがワンエク。ただ、予測できないトカラの海、人の力が及ばない部分もあります。
そして、7日間という長い旅、海だけでなくどんなイレギュラーな事態が起こるかわかりません。

でも、そのどれもを「楽しむ」のではなく「面白がる」、そんな提案をしてみました。

【ポイント】

12/29
1.竹島 籠(こもり)沈船ー籠no1
2.硫黄島 水中オーロラ

12/30
3.湯瀬
4.湯瀬

12/31
5.口之島 鎌倉崎

1/1
6.口之島 オドイノ鼻
7.口之島 平瀬
8.ニヨン灯台

1/2
9.小臥蛇島 沖の瀬
10.臥蛇島 名前なし

1/3
11.屋久島 ニガノノ鼻
12.屋久島 名前なし

1/4
13.口永良部島 平床ノ鼻
14.口永良部島  〃
15.黒島 大平瀬


時化ー凪ー大時化ー凪ー時化ー大時化ー時化というコンディション。
今回のように長い日程のクルーズの場合、先の予報は変わる可能性があるため、その都度臨機応変にルートをプランニングしていきます。
決まったルートがない、これもワンエクの旅の面白さだと思います。
トカラクルーズでは、一度として同じプランニングをしたことはありません。

トカラクリスマスクルーズに引き続き、船長を務めた木村とガイドのかな子でその時ベストなポイントを打ち合わせます。

ポイントによってはチェック(潮、魚の反応など)に時間がかかることもあるので、それを想定してプランニング。
2日目、凪なので他の島含めて3ダイブすることも考えたのですが、湯瀬は、特に難しいポイント。
じっくり2本勝負としたことが功を奏し、潮を読み違えることなく魚もたくさん、大満足の2ダイブとなりました。

時化の日だって、開拓のチャンス。
まだ数回しか潜ったことないところや、実は気になっていたところが風の陰になっていた時の喜びは大きいです。
信じられないくらい一面に広がるシンジュアナゴの大群やマダラトビエイなど、予期せぬ出会いがあるとまた面白い!

31日、無事に潜り納めてトカラ列島の北端、口之島に入港。

風が吹き荒れる中、お散歩。
アー写っぽいポージングをお願いし……

我ながら素晴らしい写真が撮れたと、しばらく自画自賛していました。(撮影:かな子)

31日からの2日間は船泊。食事はスタッフが用意します。
大晦日の夕食は……

SU KI YA KI!!

3キロ分の黒毛和牛をペロリといただきました。

時化の中の移動に疲れたのか、紅白歌合戦を見ながら三人、二人…..
と船に寝に帰る皆さん。

結局、年越しカウントダウンに残ったのはゲスト1人とスタッフ2人でした(笑)

翌日、初日の出を拝み、2025年の初日がスタート。

ワンエクにもお正月飾りをつけ、出港。

念願の凪。
素晴らしい1日となりました。

紅白鮮やかなイソバナの群生に圧倒され、イソマグロの群れと見つめあう、そして、無限に表れるツムブリに囲まれながら10を優に超えるカマストガリザメたちと対峙する。

実は、3本目に芽瀬を潜るつもりでいたのが、予想外に風が落ちず断念。
その直後の船長木村の閃き、「ニヨン灯台」が大きなインパクトを与えました。臨機応変なポイントチョイスが出した結果です。

その夜は大盛り上がり。
ゲストが持ってきてくださった「年越しちゃった蕎麦」をいただき、屋久島の「民宿かめ」さんに作っていただいたおせち料理に舌鼓。
ボリュームも豪華さもすごかった!!

木村船長の弾き語りライブも開催。

飲んで、食べて、歌って、いい夜でした。

翌日からはぼちぼち風が強い日々。
しかし、臥蛇島と小臥蛇島の新規開拓ができたのは大きく、北西の風が強くても潜れることがわかりました。

その夜からは屋久島「民宿かめ」さんに素泊まりさせていただき、島の食事処へ。
島の民宿はどこも閉まるこの期間に、利用させていただけることが本当にありがたいです!

屋久島の食材を使ったお食事と、飲み放題。
どれもとても美味しかった!

そしていよいよ迎えた最終日。

美しい朝焼けに見送られながら、北上していきます。
長いようであっという間だった7日間のトカラクルーズ。

最後の最後までワンエクらしい選択をすることができたかな、と思います。

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!!

2025年、ワンエクは進化を続けます。
共に冒険の旅へ!
ご一緒できることを楽しみにしております^_^

仁さん、のぶさん、お写真ありがとうございます!


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2025.01.12後藤 かな子

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