海旅ダイアリー2「3.16」
記念すべき枕崎-奄美往復トカラ列島縦走クルーズスタートの日!
行きたいところに自由に行ける船、それがワンエク。
ワンエクだからこそ実現した長年の夢、奄美往復企画スタートの日。
このワクワク感!きっと忘れない^ ^
そして僕にとっては怪我による長期離脱からのクルーズ復帰の日でもありました。
去年の9月に右肩の腱板断裂して(4分の3くらい切れてて、わりと重症だったんだけど)11月末に手術。
この3.16からのクルーズで現場復帰!を目標にリハビリに取り組んで来ました。
ダイビング人生初の3ヶ月以上のブランク。
ドクターからは3月だと良くて日常生活レベルの動きしか無理、と言われてましたが船の作業、ダイビング、タンクの充填も含めほぼ全てのクルーズ業務をこなせるレベルに達していました。
まずは一安心です。
とは言え、この3月のクルーズは全てのガイドをかな子に任せ僕は船のポーター兼ダイビングのサポートとして乗船しました。
僕が入院、リハビリに集中してた3ヶ月、彼女は写真家越智隆治さんのサポートスタッフとしてメキシコ、奄美、徳之島に同行し、年末年始は西表シャングリラの曾我くん(そがっぺ)と1週間過ごして来ました。
ずっと海の上で頑張ってきたかな子と、ベッドで2ヶ月過ごした僕が同じステージに立てるほど甘い海ではないし、ガイドとしてゲストの皆様の前でパフォーマンスをする前に、なんというか、海で過ごす感覚みたいなものをきちんと取り戻す必要性を感じたからです。
久しぶりに一緒に潜ったかな子は越智さんやそがっぺと過ごす事で色んな事を吸収し、一回りも二回りもたくましくなっていました。
そして長い時間海の上で過ごす事で僕の身体も精神も再び海の世界に戻って来たと感じる事が出来た2週間でもありました。
次のクルーズからはいよいよガイドというステージに戻ってまたこの素晴らしい海と向き合って行きます。
ワンエク2023シーズン、いよいよ開幕しました。
色んなことを経験し、考え、チームとしてひとまわり成長した僕らのクルーズ、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
そして今回、この往復クルーズを実現するにあたり多くの方にお世話になりました。
船の整備、修繕を行ってくれた平田船長はじめ職人の皆様、
口之島吐噶喇マリンサービスの中村さんと民宿中村の皆様、
悪石島十和丸の有川さんはじめ島の皆様、
奄美大島のマリンスポーツ奄美の才さんはじめスタッフの皆様、
ワンエクフォトトルーパーの越智隆治さん、
枕崎マックのたかひろ君、
そしてこの初めての企画にご乗船いただいたゲストの皆様。
この場を借りてお礼申し上げます。
ありがとうございました。
そうそう、一本だけ、越智隆治さんとマンツーマンでガイドダイビングをさせて頂きました。
まあ、大した事は出来なかったけど、復帰後初ガイドの記念写真をとって頂きました。
ありがとうございます^ ^
元気に戻ってきた記念と報告と、ずっと応援してくれている皆様に感謝の気持ちを込めて。
3月30日 ワンエクガイド 木村尚之
2023.03.30木村 尚之
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