海旅ダイアリー4「NHK ワイルドライフ」
昨年、半年間にわたる長期ロケで撮影された映像が
「NHKワイルドライフ 薩南諸島 洋上の火山群 水中オーロラと巨大魚たちの海に迫る」
として5月1日に放送されました\(^^)/
放送日、僕らはちょうどゴールデンウィークのクルーズ中で、物語の舞台の一つトカラ列島口之島でゲストの皆様と視聴しました^ ^
放送後はいろんな方から感想や労いやお褒めの言葉やリクエストやご質問など、多くの反響を頂きました。
ご視聴頂きありがとうございました。
特に島の方からの「自慢だねーと拍手する両親を見て、この島に生きると決めて良かったと思える瞬間でした。」と言うお言葉。
長い年月お世話になった方々に喜んで頂いただけた事が本当に嬉しくて、ダイビングガイドやっててよかったな、って心から思いました。
島の方々への感謝の気持ち、これからも大切にします。
日々のクルーズを実施しながら、間の日程に毎日撮影チャーターが入る、というハードな日々でしたがサポートしてくれたかな子、サブカメラのカッキー、留守を守ってくれたさお、平田船長、星田船長、たかひろ。
ワンエクファミリーの力を結集して頑張りました。みんなありがとう!
そして、スパイホップ時代、枕崎ダイビングサービス時代、ダイバーズガイドSUNSやチーム潜達人の仲間、これまでこの海域の開拓に関わってくれた全てのダイバーに感謝です。
このような形で僕らのやってきた事を紹介することができて本当に良かったな、と思います。
編集も現場の熱量やこの海域へ挑戦することの難しさを伝えてくれる素晴らしいものでした。
放送されるまで内容は全くわからなかったのですが、見終わった後感動してちょっと放心状態になるくらいでした。
そしてなんと言ってもメインカメラの中村卓哉さん。
天気や海況に翻弄される海域ですが、真摯に自然と向き合う姿を見せ続けてくれました。
その場にいる全員がプロフェッショナルとしてプライドと責任を持って仕事に臨む素晴らしい現場となったのは、そんな卓哉さんの姿勢が作り上げたものだと思います。
半年間、本当にお疲れさまでした。
はじめて中村卓哉さんとお会いしたのは同じくNHKワイルドライフ、沖ノ島の撮影の時です。
僕はガイド、卓哉さんは中村征夫さんのアシスタントとして20日間を超える撮影を共にすることになりました。
寝食を共にするロケの際中、夜中にお互い大好きなロックンロールをガンガン流して征夫さんに「昨夜はずいぶんご機嫌だった(うるさかった)な〜」って言われたり、映画の話で盛り上がったり、もちろんお酒飲みながら海や撮影談義も尽きる事がないくらい意気投合しました。
あれから数年、再び卓哉さんと、今度は卓哉さんがメインカメラでNHKのワイルドライフの撮影を行う事ができるなんて!
しかも舞台は僕が20年以上潜り続けている鬼界カルデラ、そしてトカラ。
本当に夢のようなお話のオファーを頂いた時は鳥肌が立ちました。
またいつか、このようなプロジェクトにお声かけ頂けるよう、これからも精進します。
最後に番組を見て下さった方が、ダイビング面白そうだな、ダイバーってカッコいいな、海って素晴らしいな、ダイビングやってみたいな、って少しでも感じていただけたとしたら、ダイビングガイド冥利につきます。
Wonder Sea Explorer ダイビングガイド 木村尚之
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2023.05.09木村 尚之
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