2024.09.15
ワンエクで巡る、九州薩南、五島列島のダイビングエリア
世界遺産級の海中景観、硫黄島水中オーロラ
ミノティラリサーチでも九州縦走でも潜った、水中オーロラ。玄界灘のイサキウォール同様に、イッテQで放送されて注目を集めた。硫黄島の海底温泉から湧き出る硫黄泉の濃度によって、海中に緑、黄色、オレンジのカラフルな景観を作り上げる。これを下から見上げると海中に出現した、オーロラのように美しいことから、ガイドの木村さんが水中オーロラと命名した。
硫黄泉の濃度が濃い程、オレンジが強くなり、幻想的な海中景観を作り上げる。水中オーロラだけ見に行きたいという問い合わせも多く、いまや薩南を代表するダイビングポイントと言っても過言では無いほど、人気が高い。
他では見られない現象なのはもちろんだが、離島である硫黄島に行ってもダイビングサービスがある訳では無い。そのためワンエクなど、島外のサービスを利用しなければ、見ることが難しい。
また、潮の流れや風向き、硫黄泉の出具合などで出現したり、無くなってしまったりする事から、潜るタイミングも重要になってくる。いつでも見られると思って訪れても、本物のオーロラ同様見ることができない場合もあることを知っておいた方が良い。
ダイバーだけしか見れないが、個人的には、硫黄島の外観や、海面に広がる硫黄泉も含めて、世界自然遺産に指定しても良いくらいのインパクトがある。