エキスパート企画ミノティラスペシャル！〜ワンエク航海記〜
こんにちは。
ガイドの木村です。
今やワンエククルーズでも一二を争う人気ポイント、黒島ミノティラは2年前の秋の調査企画で見つけたまだ新しいポイントです。
発見したのは一昨年の秋、新規開拓クルーズ。
見つけた時の経緯を先日かな子がメルマガに書いていたので紹介します。
〜〜〜2022年10月ワンエク2階の操舵室にて〜〜〜
東北東の爆時化が続き、ポイント選択が限られ重々しい雰囲気の操舵室。
木村「いやぁ、苦しいですね」
船長「時化てますねぇ」
木村「潜れるのここだけですもんね。でも潮が逆なんだよなぁ」
・・・思案・・・
木村「でもここで潜るしかないのかなぁ」
全員（せっかくの開拓クルーズなのにな…..）
かなこ「黒島って行けませんか？」
木村・船長「えっ！黒島？？」
木村「黒島かぁ…..（昔行ったけど、あまり面白くなかったんだよな。）
あっ、でも平田船長から港の沖に根があるって聞いたことあったっけ」
船長「帰ってくるのは（向かい風なので）かなりきついですネ笑。頑張りましょう」
木村「このままここにいてもしょうがない。行くぞ！！」
※この時の船長はいつもの平田船長ではなく、枕崎の瀬渡し船の海星丸・星田船長でした。
と、こんなわけで黒島行きが決まったわけです。
上の会話の通り、この時頭を悩ませていたのは船長と木村(笑)
かな子は時化てるな～、困るな～、くらいでした。
そして、前々から行ったことのない「黒島」に興味があったので、「黒島大きいし、島影ありそう。
あと行ったことないから行ってみたいな～～」くらいのテンションで言ってみたら、ほんとに行くことになって、しかもすごいポイント見つけちゃって！！
（ほんとはもっと考えてなきゃダメなんですけど笑）
燃料のこととか、帰りが大変なこととか、行っても何も見つからないかもしれないし、硫黄島から1時間かかるから往復2時間だし。
行かない理由を挙げることは簡単ですが、
そこにわずかでも可能性があるなら、諦めずに追及し続けたい
Wonder Sea Explorer
それが、我々チームワンエクの考え方です。
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かな子の一言がなかったら見つからなかったであろうこのポイントが今やワンエククルーズの目玉ポイントの一つになってる、チームワンエクの歴史に刻まれる出来事だったな〜と思います。
ミノティラ発見時の航海記⬇️
http://sunslog.blog42.fc2.com/blog-entry-3201.html
そんなミノティラを潜り倒そう！というこの企画。
4日中3日、5本ミノティラで潜れてみなさんお目当てのタイガーは4回遭遇。
相変わらずの遭遇率をキープしています。
動画は昨年の。
https://youtu.be/D8YmBlMHX6Q?si=yq6MGvts0hEkfuQn
今年は距離がちょっと遠かった。
クルーズの様子は後々「re;cruise（リ・クルーズ）」の記事になると思うのでお楽しみに。
毎日大雨だったけど口永良部野崎や湯瀬、水中オーロラも潜れて四日間充実したダイビングでした！
オキゴンドウとも泳げたし！
ご参加いただいた皆様、ありがとうございます。
そしてタイガー友の会、会員募集中^_^
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2024.07.05木村 尚之
