ワンエクロゴ

チャータートカラクルーズ ~ワンエク航海記~

こんにちは。
ガイドのかな子です。

今回はチャータートカラクルーズ。
木村がトカラクルーズを始めた初期のお客様を中心とした、ベテランダイバーの皆さまがご参加くださいました。

初日は爆時化豪雨のため、欠航。
丸一日凪、という日がなかった4日間。束の間の凪をいかに有効に使うか、沖のうねりを見つめながら頭を悩ませました。
激流ターンの時はどこを潜ってもダイビングにならないし、口永良部島より上のエリアはなんとまだ水温20度~22度!
この海域の難しさを痛感しつつも、試行錯誤、色々なバリエーションでご案内しました。


【Point】
1.竹島・籠沈船
2.竹島・エーメ崎
3.口之島・赤立
4.口之島・おどいの鼻
5.芽瀬
6.口之島・おどいの鼻沖ブルーウォーター
7.ニヨン礁
8.口永良部島・サワディロック
9.湯瀬
10.黒島・ミノティラ


度肝を抜かれたのは芽瀬。

波浪のち1mの予報を信じ、夕方の1ダイブに勝負をかけました。
薄暗い海中、ゆるい西潮。
周囲に気を張りつつ流していくと、現れたのは統率の取れたツムブリ群。
その奥には、

パツパツに張った筋肉質な巨体をくねらせながら泳ぐハンマーの群れ。

ハンマー群が分かれると同時に分かれたメンバーを再度集めつつ潮下を見やると、こちらも隊列を組んで悠々と泳ぐイソマグロの群れ。

そして、交錯する瞬間。

それぞれの群れに出会うことはあれど、この規模の群れが交わる光景に出会えたことは衝撃でした。
今でも目の奥に焼き付いています。


魚影が濃かったニヨンではカマストガリザメに巻かれ、ロウニンアジに突っ込まれ。

竹島では水温がまだ上がらないからか、オキノスジエビがどんどん増えていました。

初夏、ニザダイとムレハタダイの群れは圧巻です。

そして、ラストダイブのミノティラではあのお方が。

水温21度、低い透視度の中、よくぞ撮ってくださいました。

1ダイブで3個体は認識。
写真の個体は、顎の肉が抉れていて痛々しかったです。
今月2クルーズで出会っている5mほどの釣り糸を付けた個体が、糸を外そうとしてケガをしたのでは?と推測しています。
お腹もぺちゃんこで食べれていないのかもしれません涙
早くケガが治ることを願います。

今回の水中写真は全てHiroichi.N様よりいただきました。
素敵なお写真ありがとうございます!


ほっぺが痛くなるくらいよく笑ったクルーズでした。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました^_^


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2025.05.30後藤 かな子

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