2025.02.01
トカラクルーズ 虎の穴修行編
2日目
ダイビングポイント
硫黄島立神
口永良部島平床
口永良部島野崎
翌朝も快晴の中出港し、まずは「硫黄島立神」へ。なかなか潮の入り方が理想的とは言い難かったようだが、ムレハタタテダイの大きな群れは見事。ちょっと深いのが玉に瑕だが、美しい群れに包まれる。そして、EX間際には名物の巨大柱状節理を流すように撮影しながら船へと戻った。
そこから一気に口永良部島ままで移動。移動中は、ワンエクの船内でゆったりできるのがとてもありがたい。今回も持参した小説や、かな子さんイチオシの漫画「あかね噺」なんかを一気に読破する。なかなか本をじっくりまとめて読む時間も、そんなにあるもんじゃない。これはこれでとても良き時間でした。
さて口永良部へ到着するも、潜りたいポイントは爆流が洗い、タイミングが合わない。大潮の周辺ということもあり、潮止まり(流れの緩やかになるタイミング)が無く難しい。しばらく待つが本命のポイントから少し外れた「平床」のブルーウォーターと、「野崎」になんとか潜ってみるものの、めぼしい大物には恵まれず…。ブルーウォーターを流しながら、かな子さんがペットボトルを叩き大物寄せを試みるも、ドンっという音だけが虚しく響く。
あまりにも反応がない。俯きながらも、だんだんヤケクソになっているのか、打突に力が籠っているようにも見えた。側でそれをみる僕は叩くリズムに合わせ、八つ当たりの如く「コンチクショー!」と、彼女がペットボトルを叩いていたら面白いなぁと眺めていた。ようは暇だったということです。笑