2024.09.15
ワンエクで巡る、九州薩南、五島列島のダイビングエリア
Photo & Text:Wonder Sea Explorer Under water photo Trooper Takaji Ochi
プロローグ
ワンエク九州縦走クルーズは、2022年に企画がスタートした。鹿児島の枕崎から、宇治草垣群島、甑島列島、五島列島、壱岐島などを経由して、玄界灘を潜り、福岡の糸島まで九州西岸を北上、あるいは、逆のコースで南下するスーパーロングクルーズ。
総移動距離は約750kmに及び、奄美~枕崎間のトカラクルーズの約400kmを遥かに上回る。
今回は九州縦走の前に、タイガーシャーク遭遇率70%の新ポイントをメインに薩南を潜りまくる、ミノティラリサーチクルーズにも乗船。こちらは時期的に梅雨の前線が広がり、曇天で土砂降りの続く中でのリサーチ。加えて強い南西風と波が収まらなかったが、黒島のミノティラの他、湯瀬や口永良部、硫黄島の水中オーロラ、新硫黄島などのポイントをリサーチし、それなりに新たな成果も挙げられた。
九州縦走、今年は宇治草垣を飛ばし、硫黄島の水中オーロラやタイガー出現率の高いミノティラ、人気の湯瀬など、薩南エリアのポイントからスタートした。
前回のre;cruiseでは、玄界灘の特集を組んだので、今回はミノティラリサーチと、九州縦走クルーズで巡った薩南エリアと、五島列島のポイントに関して、クルーズ乗船記とともに紹介していくことにする。