ありがとう!ラストかな子企画~ワンエク航海記~
こんにちは。
ワンエクガイドのかな子です。
毎年9月、シルバーウィークに開催している「行先はかな子が決める!かな子企画」。
これは、ガイドかな子がその時一番行きたい場所へ海況の許す限り向かう、というギリギリまで行先が決まらないミステリークルーズ。
普段とやることはそう変わらないのですが(笑)
今年は3年目にして最後のかな子企画で、気合は十分でした。
※かな子が辞めるわけではありません。この企画が最後なだけです。
しかし、とにかく多い台風。
行きたいところへ行く、というより、行けるところに行く。
となりそうでしたが、それも自然相手には仕方ないこと。
唯一の凪は最終日。
海況が厳しい日でも、その中でどんな発見があるか、そしていかに束の間の凪を活かすか。
我々スタッフの踏ん張りどころです。
初日と2日目は硫黄島、口永良部島の島陰でダイビング。






水温はまだ28度台ながらも、海中は少しだけ秋めいてきました。

3日目は爆時化のため欠航。
屋久猿と屋久鹿に会ったり、秘密の神社に行ったり、最近お気に入りのスムージーを飲んだり、ビール飲んだり、アイス食べたり、、、




海には出られませんでしたが、島の空気をみんなで感じる時間もいいものです。
屋久島の山の深さ、緑の密度に癒されました。
さぁ、そしていよいよ迎えた最終日。
待ちわびた凪に、皆さんの表情からは緊張と期待が混ざった高揚感が伝わってきました。
そして、この日。
奇跡みたいな、ご褒美みたいな、そんな出会いを海から受け取ったのです。





昨年新たに発見したポイント「Hell Fire」にて。
若いタイガーシャークが2個体、順に私たちの周りをゆっくりと周回してくれました。
夏らしい透視度の高い青い海の中、光を浴びる姿の美しいこと。
生物に対するアプローチ、ワンエクの合言葉は【止まって待つ】。
忘れずにアプローチしてくださったメンバー全員のおかげで、メンバー全員がしっかりと見ることができました。
海が与えてくれた数少ない、けれどとても大きなチャンスを全員でしっかりと引き寄せられた。
これが何よりも嬉しくて、水中でちょっぴり涙しました。
この日はもう一つ。
海が狙ったみたいにご褒美をくれました。
昔からずっと言い続けていたガイドかな子がいちばん会いたい魚。
「タマカイ」。
いつか、薩南トカラのホームの海で、、、そんな思いをずっと抱いていたのですが、このかな子企画最終日になんと、、、

出会ってしまったのです!!
ふっと振り返ったら、なにやらつぶつぶ模様のハタがいて、ん?んん??んんん???と3度見しました。
まだ若魚で、少し黄色の残る体にあどけない表情。
初めて人に会ったのでしょう。
興味津々でまるで子犬のようにみんなに付いて回っていました。



海中では人間なんて関係なく、生物たちが日々営みを続けています。
なので今回の出会いも実はなんてことない、特別ではない、日常かもしれません。
それでも、起こった出来事をどうとらえるかは自分次第。
受け取り方は自由でいいと思うのです。
どんな出会いがあるか、どんな光景に出会えるか、毎ダイブ海とセッションをするように潜っている私たちにとっては、今回の出来事はやっぱり特別なものに感じてしまいます。
どんな時も出会った海とまっすぐ向き合うこと。
海が背中を押してくれたこの日のことを忘れずに、さらにまっすぐ進み続けます。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!!





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2026.09.29後藤 かな子

