~ interlude ~
「re;cruise」。これは撮影困難な海に挑むガイドと写真家の現在地を示す道標
ダイビングクルーズ船、Wonder Sea Explorer に乗り込んだ4人の水中写真家がニッポンの海と自然、歴史や文化を記録し、ルポルタージュとして連載をスタートしたのは2024年1月のこと。
九州最南端の枕崎市から大隈諸島、トカラ列島を経て奄美大島へ。甑島、五島列島を経て玄界灘へ。黒潮と対馬海流が直撃する海の難所で撮影を続けてきた。
「re;cruise」
これは撮影困難な海に挑むガイドと写真家の現在地を示す道標。そしてニッポンの海の道を巡る終わりなき冒険の物語。
 
CONTENTS
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 越智隆治トカラほど撮影が困難な海はそう多くは無いのではないか。この海に来るたびにそう思っているのだが、何故か心惹かれてついつい誘いに乗ってしまっている自分がいる。 
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 中村卓哉一言でいうならばそれは浪漫や憧れ。想像を遥かに超えた体験をした時に起こる「心の震え」。それらを求める者達を惹きつける絶大な魔力ともいうべきものの正体は一体何なのだろうか。 
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 古見きゅうなんて贅沢で、不思議なトリップなのだろう。興奮や喜びも落胆があるからより盛り上がるもの。僕たちの本能的な好奇心をどこまでもくすぐり、刺激するのがこのトカラ列島トリップ。 
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 むらいさちまるで子供のようだが、僕は船の先端がとても好きで、海が穏やかであるならばそこが僕の居場所になる。それはどこかこの旅の主人公になったような気分になるからだ。 
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