2025.08.15
玄界灘・沖ノ島に棲みついたミナミハンドウイルカの家族との交流物語
SUN、BLUE、WONDER それにSEA、イルカたちに名前を付ける
その後も、沖ノ島のイルカたちとの交流を続けた。年とともに成長してヤンチャになっていくサン(SUN)、性別は男の子というのが生まれてしばらくして確認できていた。
最初はお母さんともう一頭のメスや、お父さんイルカの間に守られて泳ぐ姿をよく見かけたが、徐々にお母さんからも離れて、こちらに近づいて来るようになった。
初めてお母さんから離れて、僕の周りを単独で回り始めたのを見た時には、孫が補助輪無しで自転車に乗れたのを見て感動する、おじいちゃんみたいな気分だった。
この頃には、サンだけで無く親たちにも名前をつけようという事になり、お母さんには船の名前からワンダー(WONDER)、お姉さんかおばさんにはシー(SEA)、そしてお父さんには、Into the Blueから、ブルー(BLUE)と付けさせてもらった。ブルー、ワンダー、シー、そしてサン。ブルー家族との交流は、2021年、2022年がピークで、慣れて来たイルカたちとゲストが交流を持つ事も増えた。これからもっと、もっと交流を持てるようになるかなと思ったが、この後ワンエクの玄界灘ツアーの回数が減っていく事になる。