2024.05.31

ハンマーの群れとタイガーシャークとの遭遇が定番になりつつある春のワンエク薩南トカラクルーズに再び乗船

え！こんなところでも？砂地の癒し系ポイントでも出ちゃったタイガー

4日目は遠出できるコンディションでは無く、口之島周辺ポイントで潜る。１本目は港のヨーコという、古臭いが僕ら世代には懐かしい名前の着いたポイント。まさに港の横にある、サンゴと砂地が美しいポイント。ヨスジフエダイの群れる根や、モリモリと成長したサンゴの群生を撮影。

２本目は前回のクルーズで潜った温泉ポイント、ポイント名は「期待を込めて」。海中温泉を巡りながらのまったりダイブ。

海中温泉の側にはハードコーラルも、珍しい組み合わせかも？

３本目も砂地ポイントでまったり。無数にいるガーデンイールの撮影を試みたがかなりシャイでまともには撮影できなかった。

ガーデンイール撮影を試みて無理と諦めてぼーっと泳いでいると、ゲストの1人が「ガーデンイール凄いですよ！撮らないの？ 」とアイコンタクトとジェスチャーで私に語りかけてきてのだけど、すでにトライしていたから「あ、ガーデンイールすごいですよね、でももう散々トライしてダメなので良いですー」と素っ気なく対応して、近くを浮遊するクラゲに付いた幼魚との絡みを撮影してまたまったりダイブを続けて浮上。

あー癒しのダイビングだったなーと水面に浮上したら何やらざわついている。なんと、私に「ガーデンイール撮らないの？」と誘ってくれていたゲストの目の前までタイガーがやってきたというではないか！

マジか！クラゲ撮ってる場合じゃなかったか…「越智さんに撮ってもらいたかったな」とそのゲストに言われたが、このニアミスも前厄のせいなのか？まだ厄除けは効いてないのか？と後悔しきり。今回のクルーズでの最初のタイガー撮影の決定的チャンスを逃してしまった(涙)

ポイント名は唯一タイガーを見たゲストの名前を付けて、タイガーひろみと命名された。

あそこで呼ばれた時に素直にガーデンイールを撮影に行っていれば…、大物運を取り戻せていない自分の判断を悔やみ、後悔の念を引きずりつつ、口之島から屋久島に移動して一泊。

ここで前半のみのメンバーが下船し、翌日の5日目はまず口永良部を目指すが、北東風に変わった風とうねりが強く、潜れるポイントが無かったために、さらに北上して、硫黄島、竹島を目指した。