ワンエクロゴ

2024.11.25

夢を見るなら ~宇治・草垣群島クルーズ~

宇治・草垣群島クルーズのはじまり

さて、今回乗船させてもらったのは、宇治群島・草垣群島を巡る3日間のクルーズだ。
海況の関係で、初日は宇治群島でダイビング、その後甑島(こしきしま)に宿泊、2日目は甑島周辺にてダイビング。3日目には南さつまエリアでのダイビングとなった。
この中では、宇治群島の海がとても印象的だったので、宇治群島の海を中心に話を進めたいと思う。
いつもお世話になっている、「ゲストハウス マック」を出て船に向かう。枕崎漁港の入口にある「鰹のぼりが」好きで、心の中で安全祈願をしながらシャッターを押す。

鰹のぼりより、この謎の彫刻の方が気になる・・・

早朝ワンエクこと、Wonder Sea Explorer号に乗り込む。この未知への扉をくぐるような瞬間がとても好きだ。
そして旅がはじまる。

がんばるワンエク号、船首から見る、この角度が好き

いよいよ船は穏やかに、まっすぐと大きく広がる海に向けて走り出す。
まるで子供のようだが、僕は船の先端がとても好きで、海が穏やかであるならばそこが僕の居場所になる。それはどこかこの旅の主人公になったような気分になるからだ。もともと海も山も無い埼玉県で育った僕は、海や自然へのあこがれがとても強い。いまだに海を見ても、山を見ても「海だー」「山だー」と叫んでしまう(笑)。あ、これはむらい家皆そうなのかもしれない。
まあ、とにかくこの場所にいるのが大好きで気持ちが良いのだ。

海況が安定している初日、宇治群島を目指して船を走らせる。これだけワンエクに乗っていると、スケジュール通り行くクルーズはほとんどないというのが分かる。でも、それでも毎回可能な限りの最高なダイビングをさせてもらっているので、ガイドの木村さんや、かなこちゃん、船長への信頼は厚い。
僕らは彼らが導き出した最善の海を楽しむのみである。

船首でぼ~っとしていると、木村さんからイルカ出現のアナウンスが!

と、そんなとき、大きなハシナガイルカの群れに遭遇!この船のスピードにも負けずイルカたちは鼻歌でも歌うかのように、気持ちよさそうにボートの舳先で並走している。ちょっと波がありクリアには写せなかったが、楽しいひとときを過ごしながら船はさらに進んでいく。

地図で見るとほんとに周りに島が無く、孤島なのが分かる
人を寄せ付けない切り立った荒々しい姿の宇治群島、テンション上がる!

船を走らすこと3時間ほど、遠くに宇治群島が見えてきた。宇治群島は、鹿児島県枕崎市の西方沖約80kmにある群島で無人島、一番近くの草垣群島でも35kmはある、まさに絶海の孤島である。以前は人が住んでいたそうだ。よくこの小さな島で暮らしていたなと思いつつ、どんな海中なのかと思いを巡らす。そしてここはガイドの木村さんも数回しか潜ったことのない海で、今回潜ったのは、初めてのポイントが多く、ガイドや船長さんの経験、魚探での魚の付き方などをチェックしつつ最善のポイントを探し潜っていく。
さあ、アドベンチャーダイビングの始まりだ。

記事が役立ったらシェアしてくれるとうれしいです。



  • Wonder Sea Explorer 号紹介

    こだわりダイビングボートの快適装備ご紹介!自社所有のクルーザーボートで航海をご案内します。
  • クルーズスケジュール

    「ワンエク クルーズ」の全スケジュールを掲載中。空席情報はお問い合わせください。
  • ダイビングエリア紹介

    「ワンエククルーズ」のダイビングポイントをご紹介してます。各ポイントの見どころを写真や動画でチェック!
  • ダイビングガイド紹介

    玄界灘、五島列島、トカラ列島を知り尽しているガイドが揃ってます。ドリフトダイビングに精通したスタッフがご案内します。
  • お問い合わせ、資料請求

    「ワンエククルーズ」に関するお問い合わせやツアーに関する資料請求はこちらから。
  • ご予約お手続き

    「ワンエククルーズ」のご予約はこちらから。
  • 航海記

    新たな海への旅のブログ。『航海記』でダイビングの魅力をお届けします。
  • リ・クルーズWeb Magazine

    水中写真家たちがレンズ越しに映し出す、トカラ列島と玄界灘の海の記憶。