2026.04.25
『魚の道』を探るダイビングスタイル
相棒たち

ワンエクで働き始めて以来、かな子さんもまた、木村さんの信頼できる相棒として海に溶けるようなガイドへと成長していた。
こうしたダイビングスタイルを臆することなくこなすガイドは、そう多くないだろう。
リサーチを確実に、そして安全に進められるのは、2人のガイドと船長、それぞれの役割が噛み合っているからだ。
「僕らは、お互いを信頼し合っている相棒だと思っています。いつも狭い操船室で3人で話し合いながら、どう潜るか決めています」
「だから風邪を引くのも順番だし、コロナにかかったのも順番でした(笑)」
木村さんは、忙しい時も、どれだけ経歴が立派でも、季節ガイドを雇いたいとは思わないという。
時間をかけて築いたお互いの信頼関係なしには向き合えない海を相手にしているからだ。


