2026.04.15
「ニッポンのダイビングクルーズ」~Exploring Japan’s sea企画と書籍化プロジェクトについて~
「海の道を辿ることは日本の海を、歴史や文化を深く知ること。」
そんなニッポンのダイビングクルーズ船、Wonder Sea Explorer に乗り込んだ4人の水中写真家がニッポンの海と自然、歴史や文化を記録しWEBマガジンとして連載をスタートしたのは2024年1月のこと。
九州最南端の枕崎市から大隈諸島、トカラ列島を経て奄美大島へ。
甑島、五島列島を経て玄界灘へ。
黒潮と対馬海流が直撃する海の難所で撮影を続けてきた。
撮影困難な海に挑むガイドと写真家の現在地を示す道標として2025年12月現在全13本の作品を公開している。
2026年1月には映像祭、「トカラ列島海道をゆく」を東京お台場のユナイテッドシネマで開催した。
この映像祭で僕らはここまで歩んできた現在地を映像作品として発表し、そして新たな目的地である二つのプロジェクトを発表した。
「Exploring Japan’s sea 」
一つ目は日本の海の道を巡る新たな冒険の旅、Exploring Japan’s seaだ。
2027年にスタートするこの企画の最初の冒険は3つ。
トカラ列島を縦走し、奄美大島を越え硫黄鳥島を目指す冒険、八丈島の南、豆南諸島から小笠原を目指す冒険、そして九州西海岸、五島列島、男女群島、そして甑島を目指す冒険だ。
この冒険を実現するためにはWonder Sea Explorer の登録を近海区域にして航行区域を広げる必要があり、2026年末の近海登録を目指して着々と準備を進めている。
ニッポンのダイビングクルーズ船として、文字通り日本全国どこへでも旅ができる船。
Exploring Japan’s sea企画はこの船でしか実現できない冒険の旅。

「re;cruise」書籍化プロジェクト」
二つ目はニッポンの海の道を巡る冒険記「海道をゆく」の出版だ。
海の世界を記録し世に問うことはダイビングガイドとしての責務、だと思っている。
日本の海のガイドとして、この国を囲む海の美しさを、ダイビングというアクテビティの素晴らしさを発信することは、ダイビング業界の発展の為だけでなく、多くの人にこの美しい世界を守らなければ、という感情を抱いてもらうきっかけになるのではないだろうか?
そしてそれはきっと、僕らがこの先ずっと潜り続ける環境を守っていくことにも繋がるはずだ。
その昔、伊豆諸島から北マリアナまで延々と連なる島々をチャーター船で潜る冒険の旅を記録し「禁断の島へ」というルポルタージュを出版したダイバーがいた。
元東京都知事の石原慎太郎さんだ。

「禁断の島へ」は読む人を冒険へ誘い、ダイビングや海の世界をもっと知りたいという好奇心を沸き起こさせる古き良き冒険ダイビングのロマンを詰め込んだ名著。
この偉大な先達が後世に残してくれた記録にどこまで迫ることができるのか?
このプロジェクトは「re;cruise」を執筆してくれている写真家の皆様と共にこの海の道を辿る冒険を記録、書籍化してニッポンの海の美しさを、歴史や文化の素晴らしさを伝えるプロジェクトだ。
